支部活動

2017年名古屋支部会 開催のお知らせ

開催日:2017年9月30日(土)
場所:小山法律事務所
名古屋市中区錦2−2−22 名古屋センタービル別館5階

時 間: 15:20〜15:30受付
15:30〜15:55支部総会
1.開会のことば
2.支部長あいさつ
3.議事
 ◯平成28年事業報告
 ◯平成28年会計報告
 ◯平成29年活動計画
4.閉会のことば
16:00〜18:00記念講演会
テーマ:「用地交渉の経験知:IRPモデルの適用の試み」
講師:奥村 哲史
東京理科大学経営学部教授(2016.4〜) 研究分野は経営学 (組織行動、交渉と合意形成、リーダーシップ)、研究課題は、社会基盤整備事業における合意形成と紛争解決支援、マネージャーのための交渉スキル、異文化交渉。
『交渉学ノススメ』(2017 NPO法人日本交渉協会編、生産性出版)、『交渉のメソッド:リーダーのコアスキル』(2014.ランプルゥ&コルソン著(翻訳)白桃書房)、『予測できた危機をなぜ防げなかったのか?:組織・リーダーが克服すべき3つの障壁』(2011. ベイザーマン&ワトキンス著(翻訳)東洋経済新報社)『話し合いの技術:交渉と紛争解決のデザイン』(ユーリ.ブレッド&ゴールドバーグ著(翻訳)白桃書房)など著書、訳書多数
18:30〜パーティ
フレンチレストラン「リマージュ」

2017年秋関西支部/研究発表会・支部会開催のお知らせ

開催日:2017年10月28日(土)
場所:新樹グローバル・アイピー特許業務法人、セミナールーム
大阪市北区南森町1―4-19、サウスホレストビル、新樹グローバル・アイピー特許業務法人内

13:00〜 受付、開会
14:00〜 基調講演
15:15〜 研究報告会(各20分)
16:30〜 交渉学実践ワークショップ(予定)
講義:東川達三
17:00〜 関西支部会
@2017年活動報告
A2018年活動計画
B関西支部発の研究テーマについて意見交換
17:30〜 懇親会(予定)

<基調講演>

【テーマ】交渉におけるジェンダーと脳構造の関係について〜女性起業家としてのエスノグラフィ体験より〜
【講演者】株式会社GMC 代表取締役 早川 恵
【略 歴】奈良県生まれ。1996年京都薬科大学薬学部生物薬学科卒業。1998年、同大学大学院薬学研究科修士課程修了。
医薬品卸企業の管理薬剤師、製薬企業の研究開発部門、安全管理部門、大手ドラッグストアの勤務薬剤師と、医薬品業界の業種をすべて経験。
機能性研究、製剤研究に加えて、数々の健康商品を開発した。製薬企業に従事していた時、当時の直属の上司からMBA取得を勧められ、2011年英国国立ウェールズ大学経営大学院に入学、2013年同大学院修了、MBAホルダーとなる。その後同志社女子大学薬学部国家試験対策室にて薬学生の国家試験対策に従事。2015年3月、株式会社GMCを創業、代表取締役に就任。
【要 旨】2015年3月3日に弊社を起業し、女性起業家として弊社製品の営業等様々な交渉の場を経験している中で、交渉には性差が存在することを改めて感じている。自身のこれまでの経験やプライベートを含めて思い返してみると、やはり同様の傾向にある。
これまで、男女の脳に性差はあるとかないとか、様々な報告がなされているが、基本的に性別という遺伝的要因に加えて、成長とともに発達するという環境的要因が、これらの研究には考慮されていないと感じる。
そこで、なぜ交渉に性差が出てくるのかを、脳構造の性差を踏まえて考え、さらにどのように対処していくべきかを提案する。
※エスノグラフィ(Ethnography)とは行動観察法といい、今日ビジネスシーンでは対象のとする人の特徴や日常的な行動様式を理解するのに適した手法として活用されています。

<研究報告会>(各30分)

[発表1]
【タイトル】コーポレートカラーと顧客心理−交渉戦略からみた色彩の役割
【発表者】片山ゆみ
【プロフィール】株式会社出版文化社、ヘリテージサービス事業部 編集担当
【発表要旨】
色彩は古来から、人類が発するメッセージとして重要な役割を担ってきた。また信号や標識の色にはそれぞれ意味があり、ルールを示す役割も担っている。日本において、古くは冠位十二階や十二単の襲など、色彩は人々に様々なメッセージを送ってきた。四十八茶百鼠は、色を自由に用いることのできなかった江戸時代に生まれたカラーバリエーションであるが、一つ一つに名前がつけられ、人々は微妙な色の違いを生活の中に取り入れていた。
現代では、ファッションやインテリア、アートなどにおいて、魅力的な色づかいや配色が展開され、色彩は私たちの生活とは切り離せないものとなっている。
現在、社史を企画・製作する仕事に携わっているが、企業の多くがコーポレートカラーに意味を持たせ、ロゴデザインなどに使用している。今回、コーポレートカラーが顧客にどのような心理的効果が発生させているのかに着目し、交渉戦略の視点から考察を行った。

[発表2]
【タイトル】「お見合い結婚」を成功させる交渉戦略についての実証研究
【発表者】氷見ひろみ
【プロフィール】会員制結婚相談所 ピュアウエデイング代表者。2005年に京都府福知山市にて結婚相談所を開業。その後、京都、神戸、大阪にサロンをOPEN。
【発表要旨】
一般的に、仲人型会員制結婚相談所を利用して知り合った二人は結婚後、長く幸せな結婚生活を送る割合は高いといわれ、厚生労働省の調査でも恋愛結婚の離婚率の方がお見合いで結婚した場合の離婚率よりも高いとの報告もされています。私の実感としては、仲人型会員制結婚相談所を利用されたカップルの場合は更にそれよりも低いと思います。
また、仲人型会員制結婚相談所のコーデイネーターの経験から相談所を利用されたカップルの離婚理由には一定の傾向があることが分かっています。それはお見合いの段階の双方の情報交換の不足に原因があり、そのお見合いの場で行うべき交渉段階の対策について紹介プロとしての経験を元に交渉学的分析を行いました。こういった交渉は末長く幸せな結婚生活を続けるために恋愛結婚にも取り入れていただけると効果的で、本研究の成果が離婚率の低下に貢献出来ると考えております。

[発表3]
【タイトル】交渉とコミュニケーション
【発表者】中迫俊逸
【プロフィール】日本交渉学会会長、中央大学商学部商業貿易学科教授
【発表要旨】
コミュニケーションの失敗により、交渉が思わしく進まないことがある。その原因の一つとしては、交渉者同士が当然であると思っている知識や認識にずれがあることから生じていると考えられる。相手のペースで一歩ずつ段階的に交渉を進めなければ、最終的には交渉がまとまらない場合がありうる。また、その交渉成立後に相手が解約の履行を誠実に果たさなかったり、あるいはそれ以降の交渉において以前よりもさらに厳しい交渉(特に、人間活計面において)になる場合もある。今回の発表では交渉を行う際のコミュニケーションに関し、論じていくこととする。

2016年秋関西支部/研究発表会・支部会開催のお知らせ

開催日:2016年11月6日(日)
場所:大阪大学中之島センター 406講義室
大阪市北区中之島4-3-53

13:00〜14:00 受付、開会
14:00〜15:10研究報告会(各20分)
[発表1]
タイトル:「グローバル人材」
発表者:中迫俊逸
プロフィール:中央大学商学部商業貿易学科及び中央大学大学院商学研究科教授、日本交渉学会 会長、全国ビジネス系大学教育会議理事、異文化コミュニケーション学会会計委員長
要旨:海外に自らの成長と活路を求める日系企業が増えている。それに対応するために、グロー バルに仕事ができる人材の重要性が日本では一層求められるようになっている。グローバルな社会では、有益な情報を発信し、積極的に意見を述べることが国際社会に貢献するための重要な鍵の一つになっている。そのためには、大切な要素としてコミュニケーション能力、異文化適応能力、問題分析能力、協調性と柔軟性、企画力、調整能力、交渉力そしてリスク管理能力等が求め られている。グローバルな社会で求められているこれらの能力に関して、この研究発表を通じて論じていきたいと考えている。

[発表2]
タイトル:「ハーバード流交渉術・原則立脚型交渉の第八の要素としての『Single or Multiple』と、7つの要素との関わりについて」
発表者:東川達三
プロフィール:日本交渉学会理事、新樹グローバル・アイピー特許業務法人パートナー
要旨:第29回(2016年)日本交渉学会全国大会において、マルチプル・ネゴーシエーション理論 (MPN理論)がハーバード流交渉術の原則立脚型交渉第8の要素となる可能性について発表した。 その成果を踏まえて、今回の発表では第8の要素のキーワードとして『Single or Multiple』を提唱する。7つの要素との組み合わせの中でこの要素がどのように機能するのかを整理し、実際の交渉の場面での利用法についても具体的に説明を行う。そして、参加者各位のご意見を参考に実際の交渉の場面への活用の為の精度を高めたいと考えている。

[発表3]
タイトル:「複数交渉(multiple)or 単発交渉(single)の判断類型に基づいた交渉戦略の提案」
発表者:山田浩忠
プロフィール:日本交渉学会員、株式会社ダイキン工業・知的財産部・弁理士
要旨:「マルチプル・ネゴーシエーション理論(以後、「MPN理論」)」を提唱した東川達三(2014) は、単発の交渉結果だけにとらわれず、繰り返し行う交渉によって獲得する資源(パイ)の総和 を重視することでビジネス上有意義な交渉戦略となり得るMPN理論を、原則立脚型交渉の発展型として位置づけている。
また、山田(2016)は、MPN理論が実践されるBtoBのビジネス分野において、「ビジネス関係を構築する初期段階、特に新規参入時の交渉スタイルは、発注側(ユーザ)の満足度を最大限とする結果となった。これは、ビジネス事案に対し相手側(顧客側)の要望を基本的に全て受け入れることを意図しており、交渉戦略としては譲歩を重視していることが分かる。」と述べている。 更に、交渉術でいわれる「返報性」という手段がある。これは、恩恵を受けた側は、これを相手に返さなくてはいけないという感じることで、いわいるギブアンドテイクのことである。「プロフェッショナル・ネゴシエータの頭の中:藤井一郎」
従って、交渉当事者のいずれかの一方が継続的な交渉を要望する場合は、最初の交渉時において、 交渉相手に対し、最大のベネフィットを与える交渉戦略が有効である。逆の見方をするなら、自身にとっては、ZOPAの最低ライン(最小のベネフィット)での合意形成を前提する交渉戦略といえる。
しかしながら、このように最初の交渉(最初の利益分配の機会)において、相手の利益を最大とする、つまり自身の利益を最小とする戦略は、リスクを伴う。リスクとは、結果的に最初の交渉が、単発の交渉となり、以降の交渉(最初の利益分配の機会)が実施されないことである。
そこで、必要となることは、交渉相手が、今後の複数回の交渉相手として資する相手なのかを見極めることである。
本論文では、交渉相手が、複数回(multiple)の交渉を行うに資する相手なのか、それとも単発 (single)の交渉とすべき相手なのかの検討を、交渉を始めるにあたっての必須的準備と設定し、 かつ以下の4つの類型化して各類型における交渉戦略を提案する。
<4つの類型>
@交渉開始前は単発の交渉とすべき相手とみなしていたが、交渉を進めるにあたって複数回の交渉を行うに資する相手と判断したケース
A交渉開始前は複数回の交渉を行うに資する相手とみなしていたが、交渉を進めるにあたって単発の交渉とすべき相手と判断したケース
B交渉開始前及び交渉を進めるにあたっても複数回の交渉を行うに資する相手と判断したケース
C交渉開始前及び交渉を進めるにあたっても単発の交渉とすべき相手と判断したケース

15:15〜16:20 交渉学実践ワークショップ:「交渉の準備のためのケースワーク」
進行役:東川達三
(ご案内)実際の交渉においては、その準備の充実度によって結果が決まると言っても過言ではないほど「準備」は重要です。本ワークショップでは、予め用意した交渉ケースを使って与えられた交渉条件の制約の中で、参加者本人が交渉に臨むための準備資料を作成し、そして発表していただきます。そして、参加者間で検討し、最良の準備とはどのように作られてゆくのかを体験するワークショップを想定しています。
[第一部] 1980年代にハーバード大学の授業で実際に原則立脚型交渉を学ばれた麻殖生健治先生から原則立脚型交渉が構想された初期の4要素について講義をしていただきます。そして、その4要素駆使した交渉準備のケースワークを行います。
[第二部]基本の7要素と進行役の東川が本日発表した第8の要素も加え、これら全てを使った交渉準備のケースワークを行います。

16:30〜16:55 支部会
@2016年活動報告
A2017年活動計画
B関西支部発の研究テーマについて意見交換
Cその他

17:00 閉会
17:30〜 懇親会

2016年名古屋支部会 開催のお知らせ

開催日:2016年9月10日(土)
場所:小山法律事務所:多目的ルーム
名古屋市中区錦2−2−22 名古屋センタービル別館5階

時 間: 15:30〜15:55支部総会
1.開会のことば
2.支部長あいさつ
3.議事
 ◯平成27年事業報告
 ◯平成27年会計報告
 ◯平成28年活動計画
4.閉会のことば
16:00〜18:00記念講演会
テーマ:「交渉の理論と実務」
講師:弁護士 射手矢好雄
(森・濱田松本法律事務所パートナー、一橋大学法科大学院特任教授。日経ビジネスの弁護士ビジネス国際部門ランキング一位、ハーバード流交渉術の理論と実践を語る。)
18:10〜20:30パーティ
フレンチレストラン「リマージュ」







2016年関西支部会 開催のお知らせ

開催日:2016年3月5日(土)(終了いたしました)
開催場所:立命館大学大阪梅田キャンパス

2016年3月5日(土)、立命館大学大阪梅田キャンパスにおきまして、毎年恒例の「春の日本交渉学会 関西支部会」を開催します。

今回は、秋沢副会長の科学研究補助金シンポジウムと共催することにしました。 東川理事・関西支部長が司会と研究発表を行います。第T部の研究発表のあと、第U部としてパネルディスカッションもあります。フロアからの発言も大歓迎です。シンポジウムのあとには情報交換会もあります。

春の一日を交渉学で楽しみましょう。皆様のご参加をお待ちしております。

2015年名古屋支部会 − 通常総会

開催日:2015年9月12日(土)(終了いたしました)

時 間: 15:00受付開始
15:10総会開始
1.開会のことば
2.支部長あいさつ
3.議事
 ◯平成26年事業報告
 ◯平成26年会計報告
 ◯平成27年活動計画
4.閉会のことば
15:20総会終了
15:30記念講演会
  テーマ「国際貿易と四次元交渉術」
講師:田代安彦氏:福岡大学商学部教授
出光興産(株)勤務時代に約11年間、中東を中心に5カ国に駐在し、石油、ガス、石油化学の上流から下流までの実務、経営を経験。1990年クウェート駐在時には湾岸戦争に遭い、家族と共にイラク軍の人質になった経験も。
大学では海外での豊富な実務経験を生かし「貿易商務論」を担当し、実業と学業の架け橋を目指して活動している。
17:30講演終了
18:00パーティ

2015年関西支部会 − 研究発表会

開催日:2015年3月28日(土)(終了いたしました)
開催会場:大阪大学中之島センター
出席者:中迫会長、秋沢副会長,麻殖生先生,松行先生,東川会員,中田会員,片山会員,小林会員,早川会員,山田会員,早瀬会員、ゲスト出席者:正札様、野中様、川上様、宮石様
スケジュール:総合司会(事務局長、東川達三)

2015年 3月28日(土曜日)に、大阪大学中之島センターにおきまして、関西支部の年次行事であります「春の関西支部会」及び「春の研究発表会」を開催しました。今回は、新規加入の会員の方のご参加もある状況に鑑み、交渉学初心者向けの講座を開講することにしました。その後、研究発表会と論文テーマの検討会を参加者と共にデイスカッションし、研究テーマについて相互理解を深めました。秋沢先生提唱の「参加者みなが主役」が毎年春秋、実施ごとに具現化され、充実した1日となりました。

13:00〜15:00基調講演及び交渉学講義(秋沢先生)

今回も新規加入の方が参加されるため、特別に交渉学初心者向けの講座を開講していただきました。ハーバード交渉学プログラムに基づいて講義と実際のロールプレイングを実施しました。交渉ロールプレイングを実際にやってみるために、事前に交渉学の基本理論をしっかり講義していただきました。実際に体験することで最新のハーバード交渉学の使い方がよく理解できました。秋沢先生のMBA講義ではMBAカリキュラム全体の時間的制約のため自学自修を求められた基本理論でしたが、改めて頭で理解していることを実際の交渉ロールで運用することの難しさを体感できました。ハーバードの初級編とのことでしたが、当日多く参加したMBA取得者にも大いに刺激になりました。秋沢先生の講義は毎回進化していますことを実感しました(笑)。

15:15〜16:15研究報告会 (各20分)

[発表1]
発表者:山田浩忠(日本交渉学会員、株式会社ダイキン工業・知的財産部・弁理士)
タイトル:「MPN理論のBtoBの分野への適合性についての研究」
―継続的なビジネス関係を前提としたBtoB分野での交渉の連鎖と信頼蓄積との相関―
要  旨:「マルチプル・ネゴーシエーション理論(以後、「MPN理論」)」を提唱した東川達三(2014)は、ビジネスの現場においては、単発の交渉に固執するのではなく、複数回の交渉を積み重ねていく形態が望ましく、この為には個々の交渉により信頼が構築され、この信頼が蓄積されることが、交渉の連鎖に繋がると述べている。しかし、ビジネスの形態は、業種や業界毎の取引の態様により異なるものであり、どのようなビジネス形態においても、MPN理論を適用できるかについては、言及されていない。そこで、本研究では、まずはB to Bのビジネス形態に対するMPN理論の適用に関し、ビジネスパーソンへのアンケートを行った。その結果、B to Bのビジネス形態では、MPN理論が適用可能であり、また信頼の構築は、交渉結果よりも交渉結果の履行によるほうが大きいことが分かった。従って、B to Bの分野では、この”交渉結果の履行”を果たす、つまり約束を守るということが、次回交渉へのモチベーションに最も強く寄与することが明らかとなったものであり、継続的なビジネス関係を前提としたB to B分野において重要であるものと考える。継続的なビジネス関係をいかに維持するかという観点より、交渉結果より交渉結果の履行をより重視することは、B to B分野での交渉戦略を検討する上で、今後更に研究の余地があると考える。

[発表2]
発表者:中田真理子(日本交渉学会員、人材開発コンサルタント)
タイトル:「大学のキャリア教育に導入する交渉スキル」
要  旨:働き方や生き方が多様化する中、社会に出る前に自身のキャリアをデザインする学びが益々求められてきている。
自己理解に始まるキャリア形成プログラムは、従来は固定的なアセスメント・ツールや主だったキャリア論を基に教えられてきた。 しかし実際の社会でそれらが有効に活かされる為には、何よりもまず、知識や技術を柔軟に使いこなすコミュニケーション力を始めとする社会的な対応力が必要である。 そこで本研究では、わが国で採用されている主たるキャリア論をもとに、キャリアデザインの各段階で交渉スキルを導入することを提案する。 ハーバード交渉術の原則に基ずき、就職・就労・人生設計で活かす交渉スキルの導入例を紹介した。

[発表3]
発表者:東川達三(日本交渉学会員、新樹グローバル・アイピー特許業務法人・パートナー)
タイトル:「日本交渉学会における26年間の研究テーマの変遷と今後求められる交渉学研究テーマに関する考察」
要  旨:日本交渉学会誌の創刊以来26年間発表された全論文の分析を行った結果に基づいて、その変遷を振り返る。そして、過去から現在まで綿々と継続して研究されてきたテーマの分析を発表した。
これらを総合した結果の考察として、今後交渉学会を通して発表されると推測される論文についての仮説を提示する。また、日本交渉学会誌を通して発表された論文の根底に流れる思想を元に、日本的な交渉に対する考え方について筆者が継続して研究を続けている「マルチプル・ネゴーシエーション理論」との関わりを踏まえ、国際的に通用すると考えられる交渉原則の交渉理論についての考察と提言を行った。

16:30〜17:30論文テーマ検討会

その類型的利用に関する一考察)
小林会員による論文執筆の方針と具体的な内容を説明していただき、それを課題としてご出席の先生各位に論文として仕上げるために必要なポイントを丁寧にアドバイスしていただきました。会員及びゲストの方々は、その議論に加わり論文として備えるべきポイントや論文作成の戦略について学びました。

17:45〜18:15支部会

1.本日の発表会の総括
− 秋沢先生から総括をいただきました。
2.今年度の関西支部活動計画について
− 昨年同様に、10〜11月頃に支部会・研究発表会を開催することを決議しました。
3.その他
− 6月の全国大会(開催校:大阪大学)を関西支部会としても支援することを決議しました。

18:45〜懇親会(開催場所近隣)

文責:関西支部事務局長 東川達三













2014年関西支部会 − 研究発表会

開催日:2014年12月6日(土)(終了いたしました)
開催場所:英国国立ウエールズ大学経営大学院大阪校(心斎橋)

2013年11月、「関西支部会は、単なる講演会や交流会ではなく、各自が研究準備したうえで参加する研究発表会であり『全員が主役』に!」との秋沢先生が提案された基本方針が支部総会にて可決、決定されてから、2014年3月に続き本年度2回目の発表会総会となりました。 今回も、秋沢先生、麻殖生先生、そして今回新たに、2015年全国大会実行委員長である松行先生にもご参加いただき、参加者の満足度も高く盛況のうちに終了しました。

時 間: 17:00〜17:30基調講演(秋沢先生の最新研究をご報告いただく予定)
17:30〜18:30研究報告 (二名)各20分発表+10分質疑応答
18:30〜19:00支部会
19:15〜懇親会(開催場所近辺)
出席者:秋沢先生,麻殖生先生,松行先生,東川会員,中田会員,片山会員,小林会員,早川会員,山田会員,早瀬会員

基調講演:
「こころと脳の対話 脳科学と交渉学研究」
秋沢先生の最新の交渉学研究をご講演いただきました。昨今のSNSからの企業クレームの拡散は、一企業としてどこまで開示すべか、我々社会はどこまで求めるべきなのか、経営判断とモラルの衝突場面といえる。最近の脳科学や進化心理学研究では、モラルは学習効果ではなく、むしろ生得的な認知能力に由来するという。感情の脳科学研究を進める秋沢先生の謝罪効果の脳科学研究からグリーフケア(挫折からの立ち直り)、倫理学への進化をお話しいただきました。

研究発表:
(1)新会員の山田会員の発表は、第26号学会誌で関西支部の東川会員が提唱された、マルチプル・ネゴーシエーション理論の各論として、交渉における信頼の生成について注目すべき研究レポートを発表されました。ビジネスの現場のご経験をもとに斬新な切り口で研究をされており今後のご活躍が大いに期待されます!また、歯切れの良い語りが大変印象的でした。
(2)東川会員の発表は、交渉学会の全学会誌を通して発表された全ての論文の書誌事項データベースを自ら作成され個別指標分析を発表されました。詳細なデータ分析とそこから交渉学会のこれまでの活動、特に発表者基準の分析は興味深い内容でした。さらに深掘りをされ、2015年の学会誌並びに全国大会で発表できるように内容を詰めて行きたいと抱負を語っておられました。

支部会:
■2014年の活動の振り返りと2015年の方針について
(1)2014年度の活動状況と振り返り
2013年11月9日(土)の支部総会の決定事項を今後も堅持し、関西支部としては基本的に研究発表会・支部会は次年度も春と秋冬の年2回開催することを確認した。また、次回は、3月28日(土)に全国大会が開催される大阪大学での予行演習として支部発表会を開催することを確認した。
(2)事務局は引き続き東川会員が、メーリングリストは早川会員が担当する。
(3)交渉学会の設立趣旨(@広報活動,A国際交流)の確認をすると共に、関西支部会からの提言として、学会として学説の展開モデルがあってもよいのではという意見があった。たとえば、秋沢先生が昨年から交渉と医療とテーマにした画期的なセミナーを大学から発信されており、そのテーマを中心に据え,会員による研究がその脇を固めていくイメージというのも一案と考えられる。例えば、2014年3月に開催した関西支部会研究発表会での発表テーマ5つのうち4つが、「医療と交渉」に関するものだった。
(4)今後,英語論文も発表していくというのも重要な活動と考えられる。
(5)ビジネスを通し交渉学を研究しているビジネスパーソンの各会員の研究成果を、論文を通して学術並びに社会に貢献してゆくことも学会の一つの使命であるが、研究成果を論文としてまとめていくにはアカデミックな視点が必須である。秋沢先生,松行先生,麻殖生先生に理論部分を,会員はビジネス現場からのケースを提供して共著とする方法による研究テーマの拡張及び深掘りをした今後の展開も考えられる。

■2015年度全国大会開催(於:大阪大学)について
全国大会実行委員長の松行先生から現在の進捗状況について報告いただきました。
(1)6月27日(土),28日(日)の2日間で、大阪大学にて開催する方向で計画を調整している。関西支部の事業としても成功させるべく相互協力を更に強めることを確認した。





2014年名古屋支部会 − 通常総会

「交渉学会名古屋支部総会は予定どおり2014年10月14日(火)開催されました。 出席者は当学会員以外にも是非にという聴講者を入れて25名程度となりました。




To Professor Alain LEMPEREUR,

I would like to thank Professor LEMPEREUR on giving a lecture for the members of the Nagoya chapter of Japan International Society for Negotiation (JISN). Your book The First Move: A Negotiator’s Companion, which was translated by Professor Tetsushi OKUMURA, has been widely read by researchers and practitioners in Japan.

I expect that the members of our Nagoya chapter will learn a lot from you, and I would also like to thank Professor OKUMURA for his kindness in serving as an interpreter to promote better understanding of Professor LEMPEREUR’s lecture to our members.

Thank you very much again for giving our members a valuable opportunity to attend your lecture.

Yours faithfully,
Shun-itsu NAKASAKO
President, Japan International Society for Negotiation
Professor, Department of Marketing and Trade, Faculty of Commerce, Chuo University

日本語訳
アラン・ランプルゥ先生

日本交渉学会名古屋支部で講演を引き受けていただき、ありがとうございました。先生の著書で奥村哲史先生が翻訳された「交渉のメソッド:リーダーのコア・スキル」は、日本において研究者および実務家の間で幅広く読まれております。

本学会の名古屋支部の会員の皆様が先生のご講演によって大いに刺激を受けるものと確信しております。また、名古屋支部会員の方々の理解をより深めるために、通訳をしてくださる奥村先生には、この場をお借りし、感謝申し上げます。

ランプルゥ先生、ご講演を引き受けていただき、名古屋支部の会員の方々にさらに学ぶ機会を与えていただき、重ね重ね感謝申し上げます。ありがとうございました。

日本交渉学会会長
中央大学商学部商業貿易学科教授
中迫俊逸(なかさこ しゅんいつ)

開催日:2014年10月14日(火)(終了しました)

時 間: 17:00受付開始
17:20総会開始
1.開会のことば
2.支部長あいさつ
3.議事
 ◯平成25年事業報告
 ◯平成25年会計報告
 ◯平成26年活動計画
4.閉会のことば
17:35総会終了
17:40記念講演会
17:40〜19:10 講演1
テーマ「トップセールスマンの交渉スキル」
講師:寺尾 隆氏 / ソニー生命保険株式会社のエグセヴティヴライフプランナー、2011・12年連続の全国トップライフプランナー。MDRT(世界中の生命保険・金融サービス専門職の6%で構成される会)の終身会員
19:15〜20:40 講演2
テーマ「著者がリーダーのコア・スキルを語る」
講師:アラン・ランプルウ氏 / 「交渉のメソッド」(2014.5.16.初版、訳者は名市大の奥村哲史教授)の著者でフランス人。フランダイス大学教授、ハーバート大学交渉プログラム理事
21:00パーティ

2014年関西支部会 − 研究発表会

「日本交渉学会関西支部会」及び「研究発表会」を開催します。皆様のご参加をお待ちしております。

開催日:2014年12月6日(土)

時 間: 13:30〜14:15基調講演(秋沢先生の最新研究をご報告いただく予定)
14:30〜15:45研究報告 (希望者が多ければ予定時間を延長します)
16:00〜17:00支部会(@前回支部会以後の活動報告 A来年の全国大会が大阪で開催されますので、その準備について検討します)
17:30〜懇親会(開催場所近辺)

申し込み: ご出席及び発表のご予定については こちら からお願い致します。
3月に開催しました関西支部会の秋の会は、昨年は11月9日に関西支部会を開催しましたので、今年も同時期に開催し、この時期の関西支部会を毎年の恒例行事にしたいと考えています。
※12月6日の関西支部会、研究発表会の申し込み期限を延長しました
【ご参加お申込期限】2014年11月10日(月)
【研究発表申込期限】2014年10月27日(月)
発表希望者は、申込期限までに、氏名、所属、発表テーマ及び要約を事務局の東川へメールでお送り下さい。
学会ウエブサイトへイベント予定を告知する都合により、この日程で締め切らせていただきます。

2014年関西支部会 − 研究発表会

当初予定していた2014年 2月8日(土)が降雪のために急遽開催を延期し、代替日として翌月3月9日(日)に再設定し、従来会場であったウェールズ大学大阪校から大阪大学中之島センターへ変更して開催しました。関西在住の学会会員を中心に多数ご参加いただきました。関西支部会は単なる講演会や交流会ではなく、各自が研究準備したうえで参加する研究発表会としました。「全員が主役」(秋沢副会長談)が関西支部のコンセプトであり、今回はその具現化でした。秋沢先生、麻殖生先生にもご参加いただき、参加者の満足度も高く盛況のうちに終了しました。

開催日:2014年3月9日(日)

時 間:13:30 受付開始
    14:00〜17:00 研究発表会
    17:15〜18:15 支部総会
    18:30〜    懇親会

会場:大阪大学 中之島センター 404講義室
〒530-0005 大阪市北区中之島4-3-53
TEL 06-6444-2100 FAX 06-6444-2338

アクセス

詳細は こちら をご確認下さい。

実施内容:
1.研究発表会・・・14:00〜17:00(ファシリテーター:日本交渉学会 副会長 秋沢伸哉)

[発表1]
タイトル:非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)患者において食事運動療法の動機づけを高める交渉戦略
発表者:角田圭雄
所属:日本交渉学会員
京都府立医科大学大学院 医学研究科 消化器内科学
発表要旨:
北半球の先進諸国では肥満、糖尿病などの生活習慣病の増加に伴い、メタボリック症候群の肝臓での表現型である非アルコール性脂肪性肝疾患(nonalcoholic fatty liver disease: NAFLD)が注目されている。NAFLDの約20%は肝硬変や肝癌へ進行するリスクを有する非アルコール性脂肪肝炎(nonalcoholic steatohepatitis: NASH)が存在し、国内に約200万人の患者が存在すると推計されている。NAFLD/NASHの治療の基本は食事運動療法などの生活習慣改善であるが、しばしば治療困難な例に遭遇する。そこでこのようなNAFLD/NASH患者に対してどのような交渉戦略が生活習慣改善の動機づけとなるかが課題である。
一方、南半球の発展途上国では飢餓人口が10億人に達している。国際連合世界食糧計画 (United Nations World Food Programme:WFP)は、食糧欠乏国への食糧援助と天災などの被災国に対して緊急援助を施し、経済・社会の開発を促進する国際連合の機関である。そこで、NAFLD患者に食事運動療法を行い、ALT値の低下度に応じて研究費からWFPの学校給食プログラムへ寄付を行うという社会貢献をインセンティブとした動機づけを利用した交渉戦略が有用か否かを検討した。
【方法】ALT 31 IU/L以上を示すNAFLD 25例を対象とし、無作為に次の二群に分けた。対照群:通常の食事運動療法群、寄付群:通常の食事運動療に加えて、12週間のALT低下値を算出し、ALT低下値に応じて研究費から寄付を行う群とした。エントリー時にALT 1 IU/L低下について1ドルをWFPの学校給食プログラムへ寄付することを患者へ説明し、同意を得た。結果は中央値 [範囲] で示した。
【成績】対照群13例、寄付群12例のうち、drop outした寄付群の1例を除く24例を解析対象とした。ALT値は対照群では治療前78 [36-140] IU/Lから12週後79 [34-169] IU/Lへと変化なく(p=0.780)、寄付群では治療前92 [51-164] IU/Lから12週後60 [42-119] IU/Lへと有意に低下した (p=0.013)。体重は対照群が70.6 [47.0-143.0] から68.5 [45.0-149.0] (p=0.944)、寄付群が70.9 [65.0-108.9] から67.0 [64.0-104.0] (p=0.161) と両群ともに有意差を認めなかった。WFPへの寄付金総額は316ドルとなり、約30人分の子供の1か月の給食費に充当できた。
【結論】NAFLD患者の食事運動療法においてALT値の改善度に応じた寄付という社会貢献インセンティブを動機づけにした交渉戦略 ‘Donations for Decreased ALT (D4D) projectはALT値の有意な低下が得られた上に世界の飢餓地域の子供たちに学校給食を提供し, 社会貢献を果たすことができた(Sumida Y et al. J Public Health, in press)。本療法の普及により北半球と南半球の食糧のインバランスを解消し、地球上から肥満と飢餓の同時撲滅を果たせる可能性がある。

[発表2]
タイトル:真の“Petty Management”を目指した配置異動実践時の交渉戦略
発表者:片山 ゆみ
所属:日本交渉学会員
発表要旨: 日本の看護師は,「病棟ごと」といった所属部署単位の契約で勤務する米国等の看護師とは異なり,看護部によって一括採用され,初任配属部署は退職者の人数が部署ごとの配置人数に合わせて振り分けられる.その後,数年のスパンで定期的な配置異動が行われることになるが,医師が専門領域を選択し,生涯固定されるのとはまったく異なる. 医療技術の進歩が著しく,患者の抱える疾患も複雑となり,何より医師および看護師の絶対数が不足しているなかで求められるのは,異動時に感情のコンフリクトを生じさせることなく,組織と個人にとってwin‐winとなる配置異動の実現である.今回,看護師が適応困難だと感じる配置異動のパターンを明らかにし,さらに5つの理論的・実践的インプリケーションを導くことができたので報告する.

[発表3]
タイトル:交渉における信頼の蓄積と交渉の連鎖−統合型交渉(原則立脚型交渉)の発展型の研究
発表者:東川 達三
所属:日本交渉学会員
新樹グローバル・アイピー特許業務法人、パートナー 
発表要旨:
一度の交渉に執着する理論的交渉戦略が戦略論の主流である。
しかし、本研究により、ビジネスパーソンによる交渉において、一度の交渉による資源配分の多少よりも、長期的関係を重視し同じ相手と連鎖的に交渉を続けることによりパレート最適な配分を目指す行動が示唆された。 自分に利益をもたらせてくれる見込みのある交渉相手とは、単発の交渉結果にとらわれず、何度も交渉を繰り返し獲得する分配量の総量を重視するジビネス行動が明らかになった。このスタイルは、時系列の考えを持ち込んだ統合型交渉戦略の発展系と言える。信頼の蓄積をよりどころとした交渉を繰り返す戦略構築の可能性があり、今後更に研究の余地があると考える。

[発表4]
タイトル:OTC医薬品販売における顧客への交渉戦略−医療従事者に対する信頼とは−
発表者:早川 恵
所属:日本交渉学会員
発表要旨:
OTC医薬品の販売現場においては、従業員が顧客との販売交渉を行うにあたり、信頼の構築及び蓄積は必須である。当方は過去に製薬企業R&Dに所属していた経験があり、当時と比較するとB2BよりもB2Cの業態の方が、より信頼性の構築及び蓄積は必須であると考える。B2Bの場合、交渉当事者同士がある交渉で決裂したとしても、別の担当者がこれをリカバーできるのに対し、B2Cの場合は一度交渉が決裂すると、仮に交渉担当者の変更を行っても、顧客は店に足を運ばなくなると、リカバーが困難になる場合が多い。OTC医薬品の販売現場において顧客との販売交渉を行うためには、経験上信頼、感情、論理が必要だと考える。まずは信頼について検討する。

[発表5]
タイトル:「アライアンスにおけるヘルスチェック」
氏名:住田 能弘
所属:日本交渉学会員
発表要旨:
企業間提携すなわちアライアンスは、様々な交渉の後に契約が締結された後に、具体的なプロジェクトが実行されるようになる。しかしながら、残念なことに、種々のデータからアライアンスプロジェクトの多くが当初の目的を達成していないと言われている。
その中にあって、塩野義製薬社とパデューファーマ社の共同研究および共同販売に関する提携は、成功裏にプロジェクトを完遂し、当初目的を達成した事例である(参考文献[1])。本プロジェクトのアライアンスマネジャーとして現場体験をし、本文献の著者である山口栄一氏に直接インタビューし、この事例の背景およびプロジェクト構造、その成功要因、またその成功要因のひとつとなった、アライアンスの健全度を客観的に評価しプロジェクトを改善した「アライアンスのヘルスチェック」について報告する。

<支部総会>
出席者は、秋沢先生、麻殖生先生、相原会員、角田会員、小林会員、片山会員、早川会員、住田会員、水野会員、富永医師、東川 の11名でした。

<支部総会>
(1)研究発表会の講評
   秋沢先生、麻殖生先生からはよい講評を頂だいた。
(2)会員各位の研究活動についての意見交換
   全国大会発表に向けたテーマについて意見交換を行った。
(3)関西支部の組織運営について
   従来通りの方針で今後も組織運営を行うことを確認した。
(4)関西支部の2014年度の開催企画について
   秋頃に関西支部メンバーが集まる会合を開催することを決定。その際に、研究発表が可能な人があれば発表をしていただき、今後の研究テーマについて意見交換も行う。

(意見交換形式)
@ 帰納法型デイスカッション
身近にあった交渉に関連する出来事や関連する先行研究に基づいて自説を展開していただき、参加者相互でデイスカッションする。 
A 演繹型デイスカッション
先行文献を題材に、出席者各位の交渉学研究や交渉経験について語っていただき、参加者相互でデイスカッションする。

<懇親会>
大阪大学中之島センターから梅田へ移動し20:30過ぎまで楽しく会食しました。秋沢先生、麻殖生先生にもご参加いただきました。昼間の支部会に加えてさらに懇親が深まり、今後の学会活動へのモチベーションも上がりました。その後、秋沢先生と相原会員は最終新幹線にて東京へ帰られました。遠路よりご参加いただきましてありがとうございました。 
                             (関西支部事務局:東川達三)

2014年関西支部会 − 研究発表会

2014年2月の関西支部会は、前回の関西支部会将来計画の議論に基づき、交渉学会員の日頃の交渉学研究を発表する舞台とし、「研究発表会」としました。関西支部会は、発表者と参加者との距離が近いことが大きな売りのひとつです。各発表者の知的刺激溢れる発表に対して、多角的な議論をしましょう。
当日は研究発表会後に懇親会もご用意しています。楽しくも充実した「交渉学の一日」を過ごしましょう!
皆様のご参加を心からお待ち申し上げております。

期日:2014年2月8日(土)
13:00〜16:00研究発表会
16:15〜17:15支部総会
17:30〜   懇親会

会場:英国国立ウェールズ大学経営大学院 大阪校
〒542-0081大阪府大阪市中央区南船場4-3-2 御堂筋MIDビル8階
TEL: 06-6282-6057 / FAX: 06-6282-6078

アクセス

内容:
1.研究発表会・・・13:00〜16:00 (ファシリテーター: 日本交渉学会 副会長 秋沢伸哉)

(1)「医薬品販売における顧客への交渉戦略 −医療従事者の立場から−」 早川恵
(2)「危機的状況化のチームビルドにおいての交渉戦略」 水野達生
(3)「非アルコール性脂肪性肝疾患 (NAFLD)患者 において生活習慣改善の 動機づけを高めるための交渉戦略」 角田圭雄
(4)「真の“Petty Management”を目指した配置異動実践時の交渉戦略−看護師へのインタビューから−」 片山ゆみ
(5)「リーダーシップ理論の交渉への応用に関する一考察」 東川達三

2.支部総会・・・16:15〜17:15
3.懇親会・・・17:30〜

本学会会員の方々のご参加をお待ちしております。
関西支部(メーリス)入会希望者(関西支部会イベント告知希望者)は、日本交渉学会HPから 「関西支部入会希望」として、東川会員までご連絡ください。
注)関西支部会は交渉学会員の関西在住者の集まりですので、特段の支部会入会手続きは不要です。上記は関西支部活動告知、相互連絡用のFB、メーリス入会希望の方向けです。
(関西支部 事務局長 東川達三) 

2013年度 関西支部会

期日:2013年11月9日(土)
14:00〜17:00支部会
17:30〜21:30 懇親会

会場:英国国立ウェールズ大学経営大学院 大阪校
〒542-0081大阪府大阪市中央区南船場4-3-2 御堂筋MIDビル8階
TEL: 06-6282-6057 / FAX: 06-6282-6078

アクセス

内容:
1.(講   演)  「交渉学と脳科学研究」 秋沢伸哉 副会長
2.(フロア議論) 「関西支部のこれからを考えましょう!」
参加者全員によるデイスカッション−プレゼンテーター、司会 東川達三 会員

関西支部の過去から現在までの活動を振り返り、秋沢副会長が現在、主たる研究テーマとされている「交渉学と脳科学研究」について、交渉者間の会話分析や交渉場面における脳神経科学の知見などを紹介されました。脳科学研究は、脳科学者の研究関心事が単体の脳活動分析から、脳活動の測定機器のイノベーションもあって、他者との係りといった複数脳、社会的脳機能の研究、つまり社会脳の研究へとシフトしてき始めた今こそが、まさに他者との関連性が大前提である交渉学研究に応用できる時代となってきたとのことでした。併せて、ウェールズMBA東京校、大阪校、立命館MBA留学生、社会人院生などの秋沢ゼミでの個別研究についても言及されました。
東川会員からは「関西支部のこれから」として、関西支部の将来計画について大量のPPTを使用したプレゼンテーションがあり、各論点について参加者の皆さんと意見交換をしました。
参加者の皆さまのおかけで関西支部事務局の当初の予想以上に盛り上がり、今後の関西支部会の盛会が大いに期待できることを実感しました。

【今後の関西支部活動計画(概要)】
1.日本交渉学会誌投稿を目標に、支部会員相互で交渉学研究に研鑚することとする.
2.全国大会における研究発表を目標に、支部会員相互で交渉学研究に研鑚することとする.
3.関西支部会の開催 − 全国大会研究発表の予行演習の場として定例会化することとする.
(2014年 2月 開催予定)
4.今後の相互連絡は、FB、メーリングリストを作成し活用することとする.
5.今回の支部開催の告知や相互連絡、会場手配等に多大に尽力された東川達三会員を、これからも関西支部活動に重要な事務局の責任者、関西支部事務局長とする.

次回以降も多数のご参加をお待ちしています。

関西支部(メーリス)入会希望者は,学会HPから「関西支部入会希望」として、東川会員までご連絡ください。
注) 関西支部会は交渉学会員の関西在住者の集まりですので、特段の支部会入会手続きは不要です。上記は関西支部活動告知、相互連絡用のFB、メーリス入会希望の方向けです。

秋沢先生並びにお集まりいただきました皆様、ありがとうございました。今後、交渉学会関西支部の活動と個人の活動をリンクさせ、社会に貢献できる活動とさらに発展していきたいと思います。
今後ともどうぞよろしくお願いします。
(関西支部事務局長 東川達三) 

名古屋支部設立総会

期日:2012年9月30日、2012年7月28日(土)

会場:弁護士法人小山法律事務所

設立総会
講演:「日本人は本当に交渉が下手なのか?」
記念講師:秋沢伸哉(英国国立ウェールズ大学経営大学院教授)
講演:「経営学における交渉学の系譜」
記念講師:奥村哲史氏(名古屋市立大学経済学部教授)

2012年度 名古屋支部研究会

期日:2012年7月28日(土) 15:00〜18:30

会場:弁護士法人小山法律事務所 名古屋市中区錦三丁目4番6号桜通大津 第一生命ビル10階

名古屋支部設置総会
名古屋支部設置記念講演
講演1
テーマ:日本人は本当に交渉が下手なのか?
講 師:秋沢伸哉氏(本学会副会長、英国国立ウェールズ大学経営大学院教授)

講演2
テーマ:経営学における交渉学の系譜
講 師:奥村哲史氏(名古屋市立大学経済学部教授)

日本交渉学会名古屋支部は、2012年7月28日(土)設置総会をもって、設置され、会員7名で出発しました。設置総会では、小山齊理事が名古屋支部長に選任されて学会支部として正式に出発することとなり、日本交渉学会御手洗昭治会長及びご臨席いただきました秋沢伸哉学会副会長からご祝辞をいただきました。

設置総会終了後、記念講演として、秋沢伸哉氏及び奥村哲史氏から講演いただきました。

名古屋支部会員は、学会への入会年数が浅い会員ばかりであることを意識して両講師から講演をいただき、秋沢氏からは、交渉学(とりわけハーバード流交渉術)についての基礎、人や組織を動かすためのストーリーテリングのご紹介をいただきました。また、ハーバード流交渉術だけでなく、これからは、日本人の誠実な交渉態度が交渉の場で評価されることがあるのではないかという示唆もあり、日本人の交渉について講演いただきました。

奥村氏からは、交渉学が、労使関係での交渉論に端を発し、リーダーシップ論や組織行動論における交渉を研究する過程で、社会心理学、交渉一般理論、決定分析論、管理者行動論、紛争解決・制度策定論、合意形成論、認知心理学といった学際的な研究となり、実践されるようになってきたことについて講演いただきました。

今後、名古屋支部においても定期的に研究会を実施していきます。研究会の開催においては当学会の皆さまのご協力をお願いすることもあると思いますので、皆様のご支援とご協力をお願いいたします。

弁護士法人小山法律事務所
弁護士 齋藤清貴

2008年度 関西支部研究会

期日:2008年3月27日(土) 12:30〜15:30

会場:立命館大阪アカデメイア 大阪市中央区北浜3-1-18 島ビル

第1報告「母子家庭支援と交渉プロセス−理想的な就業自立のために」

講師:中田 真理子 氏 
特定非営利活動法人 コミュニケーションエード「えむ・コミューズ」代表/日本交渉学会会員



第2報告「監査役の責任と権限」

講師:曽我 栄一 氏 株式会社マルホ 監査役/日本交渉学会会員

日本交渉学会関西支部は、支部研究会を3月27日(土)に開催いたしました。
当日は、御手洗本学会会長(札幌大学教授)臨席の下、麻殖生健治本学会常務理事(立命館大学大学院教授)の開講挨拶、第1報告として中田真理子会員、第2報告として曽我栄一会員から講演いただきました。

中田会員報告では、「格差の拡がりによる低所得世帯の増加が地方や国の財政に影響し、ハンディキャップを持つ人々の自立が強く求められている中で3割が離婚をする時代を迎えた。母子家庭の年間所得は一般家庭平均のおよそ3分の1であり、子どもを抱えた母親の生活の大変さと、就業・経済的自立への支援が急務である。母子家庭を中心とするひとり親家庭の経済・生活の状況をリサーチし、離婚に始まる様々なキャリア形成の問題を分析、交渉学を用いた理想的な交渉スキルによって、どのようにひとり親の就業などの自立が促されるかを、実際のケースをもとに検証する」として、体系的に整理されかつ具体的な交渉手法が紹介されました。

曽我会員報告では、「日本独自の機関である監査役(会)は、会社法とともに発達してきたが、期待と現実の間には相当のギャップがある。しかし、監査役が取締役の違法行為差止仮処分命令を勝ち取った訴訟や、株主代表訴訟の被告人となり損害賠償責任を負うという判例が現れている。これらは、監査役(会)に自らの責任と権限を自覚させ、会社法が期待する監査役(会)像に近づいていくものと期待している」とし、ご自身の監査役の立場からの貴重な体験を、迫力を持って語っていただきました。

両氏の講演によりその後の質疑応答を含め、充実した研究会とすることができました。今後も関西支部研究会の益々の発展に期待し、皆様のさらなるご支援をお願いするものであります。(文責:秋沢伸哉/学会副会長・英国国立ウェールズ大学経営大学院教授)

2007年度 関西支部研究会

期日:2007年9月15日(土) 13:00〜16:00

会場:立命館大阪アカデメイア 大阪市中央区北浜3-1-18 島ビル

テーマ:医薬業界の参入障壁と異文化ライセンス交渉

講師:曽我 栄一 氏 (株)マルホ 常務取締役/日本交渉学会員

日本交渉学会関西支部 第1回研修会について

日本交渉学会は、関西支部設立に際し、30名余の参加者のもと、9月15日(土)、上記要領にて、第1回設立記念研修会を開催いたしました。
当日は、藤田忠本学会会長の関西支部開設挨拶、麻殖生健治本学会理事(立命館大学教授)の開講挨拶に続き、曽我栄一会員(株式会社マルホ常務取締役)に「医薬業界の参入障害と異文化ライセンス交渉」の講演をいただきました。

医薬業界の概説からライセンス提携、M&Aにおける交渉について5類型の交渉スタイルの考え方、交渉代理人任せではなく企業全体で交渉にあたるといった、最先端のビジネス交渉について、理論と実務を架橋した示唆に富む交渉術を解説いただきました。今後も関西支部として皆様の関心の高いテーマを取り上げ、研修会を定期的に実施して参ります。関西の地に設立して間もないので、皆様の暖かいご支援をお願い申し上げます。 (秋沢伸哉/英国国立ウェールズ大学経営大学院教授)